「逆襲のシャア」以来の続編ということで、やはり観なければ、とドルビーアトモスで観てきた。
30年前に出た小説は読んでいなかったけれど、その衝撃的な結末がかなり話題になっていたせいで読まなくても知りえてしまった。
今回、結末は小説版と違うということで、どんな展開になるのだろうか。
「逆襲〜」から30年も経っているので、当時のアニメーションからは想像もつかないくらいリアリティを持ったものになっていた。まあ、最近のゲーム映像もかなりリアリティを持っていて綺麗になっているのだから、「逆襲〜」のような大作はそれなりに何か力を入れてくるだろうとは思っていた。
圧倒される市街地戦。色んなサイトにも書かれているが、今まではMSに乗ったコックピットからの動きと、MSの動きに焦点を当てて描かれていたものが、攻撃を受ける市街地、逃げ惑う人々の様子がリアルに描かれていて、実際にMS戦の下に出くわしたら、こんな状態なんだ、って怖さを示された。飛んでくるやマシンガンの弾やビームライフル。地上を駆け抜けたり、倒れたりするMSによって倒壊する建物の残骸が頭上から降ってきて、それを避けながら逃げ惑うのは正直怖いと思えた。
それと圧巻なのはコックピットから見える光景。モニターなんかの計器もかなりリアルになったこともあるけれど、なんと言っても、コックピットから見える空や地上、モビルスーツを追う動きとリアリティに連動していて、酔いやすい人は案外酔ってしまうんじゃないかってくらいだったこと。今回そういった映像技術と音とにに圧倒されまくりだった。
三部作の冒頭に当たるところということで、ストーリー的にはあまり細かいことは描写されてなかったが、ハサウェイの人となり、考えていることは小説版の方が細かく描かれてるということなので、小説版を読んでみたいと思った。
強いていえば、ペーネロペーもΞも、ちょっとガタイがデカすぎる印象。
ZやUC、せめてνくらいなフォムルにして欲しかったのが正直なところ。
続編に期待！
