このレビューはネタバレを含みます
U-NEXTで鑑賞。
吹き替えで楽しみました。
いや〜…全てを理解するのは大変な映画です。
専門用語めちゃくちゃ出てくるし、何度もストップして見進めました。
映画館だったら確実に置いてかれてる。
それでも、分からない言葉はまだ沢山あります。
2回見てもしっかり楽しめそう。
宇宙飛行士ワトニーは火星への有人探査計画アレス3の中で、大砂嵐に襲われて吹き飛ばされる。
ワトニーは死んだと仲間達は判断したが、実はワトニーは生きていた。
火星に取り残されるワトニー。
1人取り残された彼の、生きるための戦いと、彼を助ける周囲の奮闘を描いた作品。
題材が壮大なので少し重たい話かと思いきや、なかなかにポップ！
笑っちゃうシーンなんかもあって、楽しく見られます。
専門用語が分からなくても楽しめますが、分かると尚楽しめるのだろうな…ともどかしくなりました。
物語の中でハラハラする部分はたくさんありますが、クライマックスの船長ルイスがワトニーの救出に向かうが紐の長さが足りず、結果ワトニーが宇宙服に穴を自ら開け、抜き出る空気をスラスターがわりにするところはドキドキです。
声を出さずにはいられません。
見る人の多くは、もし自分がこの立場になったらどうするかな…と考えると思います。
火星に行く人は一握りだし、こんな状態になることはあり得ない事に近いけれど、万が一自分1人取り残されて…みたいな妄想は誰もがした事のあることではないでしょうか。
オデッセイを見ていると、自分ももしかすると生き延びられるかも…！？と錯覚しますが、
冷静に考えて普通の人があの状況になれば数日で死ぬと思います。
そう考えるとワトニーすげえ…！！と言わずにいられない。
ワトニーの生きる執念と陽気さは是非見習いたいです。
並大抵のものではないから。
あんな体験した後でも宇宙飛行士の方々は、もう一度宇宙へ行きたいと思うのでしょうか？それとも、もう懲り懲りなのかなあ。
SFに抵抗がある人でも、いろんな焦点を当てて楽しめるので是非！と言いたくなる作品でした！（でも内容は難しいです…）
