火星にたった1人取り残されて、絶望的な孤独感、空気・水・食料問題を抱え1年以上生き抜くSF映画。
そんな中、どこに行っても一番乗りという、荘厳な景色と共にある神秘さ。
神秘と絶望の中で、仲間との関係も素敵な映画。
植物学者が火星で初めてジャガイモを育てるところ、地球となんとか通信を試みるところ、ワクワクします。
一つ乗り越えても一瞬でひっくり返される宇宙環境。宇宙は協力的ではない。死を悟ることも何度もあるがそれでも闘う人間。
最後の決死のアイアンマンは見事。
温度や速度など、宇宙の物理を考えるのが楽しい作品。
火星での1日は、平均24時間39分35.244秒と言うことで、SOLという単位を使っている。