火星にひとりぼっち…
絶望的なシチュエーションから、重くて暗くて難解な映画かと思いきや、観ると明るい気持ちになる快作でした。
まず、主人公がポジティブで悲壮感が無いのがグッド。恋人や子供がいない為、ウザったくなりがちな家族シーンが無いので、非常にテンポも良いです。
映画の要所要所で70年代ミュージックがかかるのも明るい雰囲気に貢献しています。
歌詞とシーンがシンクロしてるのもノれる要素!(主人公が暖房を拾った時に流れるのがホットスタッフだったり)
主人公の周りの脇役達も、只待っているだけではなく頭を使っており、きちんと見せ場があるのも良かったです。
何よりも、主人公を始め、どんな困難な状況や選択を強いられても冷静に対処する宇宙飛行士という人間がカッコ良い!!