オデッセイのバルべのレビュー・感想・評価

意外と軽い。サラッとしている。

絶望的な状況。1人の男のために地球の叡智が結成されるという、なんともワクワクが止まらない設定だが、その設定から想像されるほど重くは描かれていない。

陽気な音楽で火星の生活をこなし、解決策の提案もすんなり通る。近年重い設定を明るく表現してバランスを取る映画は少なくないし、それを否定するつもりはないが、想定外の事態などはもっと悲劇的に描いて欲しいというのは個人的願望だろうか。