近未来を舞台に不慮の事故で火星
に1人取り残されてしまった男の
奮闘を描いた物語。
植物学者のマークワトニーら数名
の調査団は火星に降り立つが猛烈
な砂嵐に襲われてしまう。
早期撤退を決断した彼らだったが、
強風に巻き込まれたマークは遠く
に飛ばされ、行方不明に。
彼は死亡したと見做され、調査団
は、宇宙船ヘルメス号に乗り込み、
地球へ帰還することに。
目を覚ましたマークは状況を把握
し絶望するも、次回4年後の調査
まで生き延びることを決意。
植物学者としての知識をフル活用
することで、火星でのジャガイモ
栽培に成功したマーク。
一方で、地球から火星を観測して
いたアメリカ航空宇宙局の担当官
は彼の生存可能性に気づく。
救出の目処が立たないこともあり、
ヘルメス号のメンバーには伝えず、
極秘裏に救出計画を進める。
厳しい状況にありながら、決して
あきらめないマークの姿に刺激を
受けました。
宇宙をテーマにした映画は数多く
ありますが、ジャガイモ栽培など
農業も取り扱うことで、
観賞する方々にリアリティを感じ
させる点で新しい宇宙映画である
ように私は思います。