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怪獣の日のbombsquadsのネタバレレビュー・内容・結末

怪獣の日(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

20220815 自分用忘備録
いいね。おすすめしてくれる人がいなければ怪獣ものを見る機会はこなかったろうが、怪獣いい。「怪獣いい」になってしまうと何でもよくなってしまう気もして不安だが 笑
思ったよりしっかり作ってあって、しかも最後に動いてくれちゃうところがまた、ね。怒りの咆哮、矛盾の爆発、傲慢への報復、滅びと浄化。怪獣だから。全てがこもっているから。記号としての怪獣は最強だ。全てを表現できてしまう。
しかし、そう言っておいて、人から聞いてなるほどと思った感想なのだが、最後は怪獣の画がなくても良かった。
なるほど、ないほうがビターで、映像作品としての格がずっと上がるような気がする。恋の結末が書かれない文学と、顛末まで見せてしまうラノベの違いのようなものが生じたと思うがどうか。
でもなにせ怪獣だからね。描かずにはいられないというか、動かさずにはおられないというか、辛坊たまらん感が理解できる。まあこれはこれで。
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