再鑑賞。
2018/9/2
少し秋の匂いを感じさせる雨の日に観たくなる映画。
死の宣告をされた青年が自分の人生を振り返っていく。それは皮肉にも自分の命と引き替えに犠牲になったこの世界に存在する「物」との思い出から綴られていく。次の日にはそれはこの世から消え去ってしまうのだ。
そして青年は本当に大切なものに気づいていく。
すごく綺麗な話で、元恋人や親友との出会いや会話がとても自然でいい。私もこの主人公と似たような境遇を経験しているのでとても共感できる。
佐藤健の演技がまた良い。
今作の役者陣は最高の演技をしてくれた。
心が暖まり、ほろっと泣ける。
そして、たくさん考えさせてくれる。
秋の夜長にオススメ。