ゆず

30デイズ・ナイトのゆずのネタバレレビュー・内容・結末

30デイズ・ナイト(2007年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

雪に覆われた極寒のアラスカ、これから30日間極夜が続く…というその日、不審な事件が相次ぐ。正体不明の何かが町へと入りこみ、暗闇の中で一人また一人と町の人々が襲われていく…

と、いう舞台設定はすごく好みなのだけれど、序盤で期待したほど面白くはなかったかな。終盤の主人公の選択以外は特に響くものはなかった。
ここまでクリーチャークリーチャーした吸血鬼がワラワラ出てきて暴れまわる図、というのは初めて見たのだけれど、多少知能あるだけのゾンビって感じで、あまり新鮮味もない。
太陽が登らない中どうやって吸血鬼に対抗するのだろう、と思っていたけれど、紫外線ライト使った瞬間とラスト以外、あまり吸血鬼らしいところもなかったし、戦闘でカメラが荒ぶりすぎなのも疲れた。
ベンフォスさん、「お前は十分役に立った」みたいなこと言われてたけど、最初の犬殺したりヘリ壊したりしたのあの人だったのかな?仲間にはなれなかったけど。哀れ。

イカれたベンフォスさんが可愛かったのと、ラストの主人公の選択にはグッと来た。ただ、最後ちょっとしんみりしてたのにエンドロールがかなり不気味で雰囲気ぶち壊しだった…ホラー映画のエンドロールとしては間違ってないんだけどw
ゆず

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