終始噛み合わせが悪いバディムービー。
私はミッドナイト・ランとかデッドフォールみたいなバディムービーが観たいのだ。
探偵のおっさん2人と娘が行方不明の女性を探すうちに大きな事件に気づき解決する話。
鈍臭いことを魅力的に見せるためのリズムがあるはずなのに、テンポが悪くただただ鈍臭いだけに見えるのがとても勿体無い。
とはいえ70〜80年代のアクションシーンってテンポ悪く泥臭いものでそれを再現しようとしたとは思うんだけど、それだけではなぁ。
あとライアン・ゴズリングとラッセル・クロウのちぐはぐコンビの距離感がずっと変わらないのはストレスたまる。
その2人をつなぐ娘のアンガーリー・ライスが素晴らしすぎたので何とか最後まで観られた、彼女にもっとフォーカスした作品にすれば良かったのにというくらい。
私は張り込みとかエイリアン・ネイションみたいなバディムービーが観たいのだ。
ゴズリングの声にならない悲鳴のシーンだけは死ぬほど笑った。
本当にリーサル・ウェポン脚本の監督作か?