ライアン・ゴズリング演じる酒浸り探偵と、ラッセル・クロウ演じるガラの悪い示談屋の凸凹コンビが勢いで巨大な陰謀に立ち向かっちゃう。もうこれだけで面白い。
ライアン・ゴズリングがラ・ラ・ランドのあのイメージしかなかったので本作のような直球なグダクダ3枚目キャラで来るとはとても思いませんでした。ひたすらにそんな相棒のブレーキを踏み続けるラッセル・クロウ演じるヒーリーの貫禄もホッとします。美味しいところを父親より持っていくアンガーリー・ライス演じる探偵マーチの娘ホリーもキャラが立ちまくっています。
スッキリとムダのない脚本と伏線を多用せず畳み掛けるような掛け合いを用いて運んでいくストーリーテリングはグイグイ惹き付けられます。
まさにThe エンタメな大団円は顔が綻ぶこと請け合い。しかも終盤に探偵マーチの口からこぼれるさり気ない一言、久々に聞く名台詞でした。私みたいなダメ男兼負け犬の全ての人間が号泣必至です。
アイアンマン3、ザ・プレデターに引き続きありがとうシェーン・ブラック!