めも

の・ようなもの のようなもののめものネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

人生ベストである『の・ようなもの』のその後を描いた本作。もっと早く見るべきだった。森田芳光ファンにはたまらない作品。まさに『の・ようなもの』のようなもの、であった。。

まずオープニング。ベンチに座ってイチャコラするカップルをかなりの引きで捉えるカメラ。そこへ主人公が穏やかに微笑みながらやってきて、あろうことかベンチに無理やり座ってくる・・・という一連のシーンが律儀なほどに同じで「ウワ〜!!」と騒いでしまった。
過去に森田作品へ出演した役者陣がチョイ役で登場するのも贅沢だ。個人的には宮川一朗太が「いい家庭教師知らない?」と言ってきたのがおもしろかった。北川景子がデカイ帽子の男を扇子でバシバシ叩くのも細かくてよいな〜。『間宮兄弟』も大好きなわたしです。

エンディング曲「シーユーアゲイン雰囲気」も前作と同じでうれしい。屋形船を映し出しながら流れるのとは、またちがって聴こえてよかった。
当然ながら森田作品のような奇抜さは無いが、下町情緒なんかは共通しているような気がして楽しい作品だった。しかしエリザベスはどうしてるかな〜〜!!!

『の・ようなもの』では志ん菜がキュートなお顔立ちに飄々とした佇まいで気になる存在だったのだけど、役者の大野貴保さん他に『ねらわれた学園』しか映画は出演作がない。今回一瞬でも復帰して出演されていて、感激してしまった・・・
めも

めも