がべ

地上の星たちのがべのレビュー・感想・評価

地上の星たち(2007年製作の映画)
4.2
もうずーっと観たかった作品。以前ネトフリに加入した時は配信していなかったので、やっと観ることができて嬉しいし、期待以上に好きな作品だった。
今作においては読み書きが苦手な少年だけれど、他の子と違って何か出来ないことやそれで苦しんでいる子どもたちにとって大切なことは、優しさと理解を持った人たちが近くにいてくれること、良さを見出してくれる大人がいることだと思う。
少年は自分が怠惰だから勉強ができないと思い、思われ苦しかっただろうな。辛かったけれど、味方になってくれる人に出会い、長所を磨いていくだけではなく、苦手なことにも取り組んでいる姿が素敵だったな。
またインドにおける競争社会、勉強第一主義に異議を唱え(『きっと、うまくいく』を思い出した)、それを社会に訴えようとするアーミル・カーンはやっぱり好き。
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