天然水

地上の星たちの天然水のネタバレレビュー・内容・結末

地上の星たち(2007年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

まあまあ!後半は楽しくて面白かったけど、アーミル・カーン出るまでが長かったしイシャーンが可哀想で辛かった。
訳が「失読症(ディスレクシア)」ってなってたけど、失読症っていうと後天的なイメージが強いからちょっと違和感あった。読字障害って訳すとか、そのままディスレクシアだけでも良かったんじゃないかな。私のイメージが間違ってるだけかもだけど。
絵が好きで活発だったイシャーンが何もしなくなって一言も話さなくなったシーンは辛すぎて見てられなかった。指示の通りにくさとか集中できなさは学習障害以外の発達障害を思わせたけど、どうなのかな。
校長含め先生ズ理解ありすぎじゃない?よくある「臨時で来ただけのやつが好き勝手するな」とか「ディスレクシアなんて知らない、ただのワガママだろ」的な一悶着が一切なかったのが意外だった。アーミル・カーンのイシャーンの親への当たりがずっと強かったのは、昔の自分とどうしても重ね合わせてしまったからかな。
インドの子供達芸術点高すぎるね。私は絵は好きだったけど、図工も美術も苦手で嫌いだったな。作品全然完成させられなかった。この映画みたいな先生がいたら違ったのかな。
「誰にでも天賦の才がある」って言葉は何の才能もない自分には突き刺さる言葉でした。
一番好きなとこはアーミル・カーン登場シーンの踊り。