Seika

地上の星たちのSeikaのネタバレレビュー・内容・結末

地上の星たち(2007年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

2017.7 自宅にて
(英語字幕で鑑賞)

あらすじを読んだ後に、英語字幕で鑑賞した為ニュアンス解釈になりますが...

P.K見て以来
アーミル・カーン目当てでの鑑賞4本目。
彼が出てくるまでまぁ、長い。
本当後半にやっと出てくる感じ。

話は、イシャーンという少年のディスクレシア(正しく文字が読み書きできない)に関わる話。

厳しい父親。
そこそこエリートな兄。
ディスクレシアの存在を知らない家庭環境。
そんな中いるイシャーンは、勉強をサボっているように見え理解してもらえなかった。

兄がうっすらディスクレシアに気付き、学校の先生も気付き父に報告するものの頑なに認めない。
認めない上に、厳しい軍隊のような学校に入れられもっと辛い毎日を過ごす。
自分がディスクレシアというのも分からないので、何故自分だけ読み書きが出来ないのか?とずっと思い悩む...。
そして、徐々に好きだった絵も描きたくない。
はしゃぐ事すらもしなくなってしまう。
でも、映画後半に出てきたアーミル・カーンもディスクレシアだという事もわかり徐々に心を開き、ディスクレシアと向き合っていくイシャーン。
そして、そんな彼を不憫に思って。
また、認知を広めたいと思いアーミル・カーンが彼の家族に話しに行き、どうにか理解を得る。

そして、家族でディスクレシアに向かい合っていくというストーリー。

父親が自分が悪いような気がして、我が子のディスクレシアを認められない。というのはすごくリアルだな....と感じました。

これより前に見たアーミル・カーン出演作よりも、テーマがしっかり1つに絞られていて、起承転結。できっちり終わった印象。
(これ以外は起承転起承転転結。なイメージ)
Seika

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