気負いせず楽に観れるヒーロー(?)映画！
アクション映画としてはもちろん、コメディ映画としても上手く成立させています。
初っ端から、派手でユニークなデップーの活躍に惹かれた後、誕生についての回想。時系列を変えてダラダラ見せないので、終始、作品に入り込めます！
アクションも意外とスタイリッシュ。
スローの効果的使用やアクロバティックな射撃と剣術！
あと、ちらほら出てくる他の映画のネタをぶち込むのが、映画ファンにはたまらないのでは…！
いわゆる“第4の壁”を破るデップーですが、思ってたよりもしつこく無く、ストーリーテラー的。
宣伝ではデップーのことを、“クソ無責任ヒーロー”とありますが…
「実際は人ってこんなもの！」って笑
結局、自己利益に走るし、正義の味方なんて所詮は空想上の戯言。笑
汚い言葉やジョークをかますあたりも、
「男ってこんなもんじゃない？」とも笑
彼はスーパーヒーローではないが、ある意味、我々にとっては“クソ等身大ヒーロー”なのかもしれません…
