このレビューはネタバレを含みます
原作の存在を知らず公開前のプロモーション映像（結構前から上映してましたよね）に引かれ、X-MEN好きとしてはかなり期待していたので余計にガッカリ、スケール感のない子供ダマシの映画デシタ。この監督でこの出来はホント腑に落ちない。広告宣伝費にウェイトが置かれ本編に予算がなかったのでしょうか？
2時間以上もあって原作より能力者キャラが減っている（らしい）にも関わらず、まともに能力を披露しないキャラがいるってどういうこと？話もバトルも中途半端、設定が色々破綻していて粗が目立つ（岡田君が巨大権力者の庭で気を失ってたのはどれくらいの時間ですか？）。VFXもこの試写会後にWOWOWでみた「偉大なる、しゅららぼん」のほうが数段迫力があった。
最初の方は香港！とかいうてたのに、クライマックスにいくに従ってロケ？のスケールがチープになる（廃墟から車で攫われたのにゆりかもめの通路みたいなトコで対峙、そんでもってまた廃墟に戻るって!因縁の研究所跡だってのはわかるけど画変わりしないので貧乏くさい）のもゲンナリなら、ティーンの集客のために起用したとしか思えないゲス乙女の曲でさらにテンションが下がる。
脇を固める若手役者陣の頑張りに＋0.6
