諸事情により評価高めお許しを!
リアル部分はピュアで暖かいお洒落感のある映像で真木さん演じるいちこが
古川君演じるサオトメの芸術家らしい自由な感覚に振り回される姿がコミカル&チャーミングに描かれています。
ただし原作の主人公のイメージとは真木よう子は違い過ぎるのでキャスティングがちょっと微妙。
脳内部分はちょっとノスタルジックでダークな映像の中、名優さんたちの熱の入った演技で面白いだけでは無い気迫を感じる共演と言った感じです。
リアル部分の映像と脳内部分の二つの対比が映像と演技の両方から楽しめます。
クリープハイプの曲や小物使いの端々に監督のセンスの良さや作品への拘りが感じ取れ
エンターテイメント作品として優れていると思います。
脳内と言う斬新な視点で描くストーリーの素晴らしさもあり
一秒もスクリーンから目を離す事無く心から楽しめました(^^♪