タイムループものの佳作。
当初はその緩い雰囲気に騙されて、子供たちの横で集中力を欠きながら流し観ていたが、2周目中盤くらいから膝を正して鑑賞。
基本「過去は変わらない」という制約や、1周めの時点で解決に必要な全ての材料が出揃っており、ラストにおいて怒濤の伏線回収が開始されるミステリ的な作り等良くできた脚本で好みではあるものの、あくまでも「クリスマス」は作品成立の為のガジェットであり、テーマではないので、「クリスマス風映画」であり「SFを装ったファンタジー風映画」「クリスマスの奇跡映画」。
もう一度ちゃんと観ればより楽しめるのかもしれないけれど、今のところそれを自主的に実行しようという気にはなれなかった。ファミリー映画だと思っていた分、自分的にギャップで評価が高まっている可能性あり。とはいえ、もしたまたま流れていたら、ちゃんと観るとは思う。
