狂気じみた天才と狂気じみた天才のインファイト殴り合いジャズセッション映画。マイルズテラーとＪＫシモンズの変態的な演技力に神がかったBGMでこりゃ確かにアカデミー賞ですわ、という作品でした。
サイコパスかよこのオッサン、みたいな先生とそれに喰らいついていく天才の軌跡、みたいなあらすじで、『天才vs狂気』とか『狂気のレッスン』とかキャッチコピー付いていたけど、これはどちら側も狂気を孕んでいるとしか思えない。
｢音｣と｢間｣の使い方も絶妙で印象的。
ラスト10分のためにそれまでの全てが集約されている、物凄いパワーのある映画でした。
