このレビューはネタバレを含みます
面白いけど好みとは違うかな。
天才ドラマーと鬼教師の憎み合い、復讐物語…かな。ジャズに関する音楽映画で、魂みたいな部分の話かと思っていたから、スパルタ、パワハラな展開で…思ってたのと違いました。ニーマンがフレッチャー殺すんじゃないかとヒヤヒヤしながら見守った。
ニーマンが最後フレッチャーにやり返すのは見入ってしまったけど、それもかなり異常な雰囲気で、狂気だったな。ドラマーが1人走り続けるのは、あれは良いのか悪いのか謎。でも騙してきたフレッチャーは確実に悪い!
後から、フレッチャーは事故死と伝えてたのに自殺と伝えて驚かなかったニーマンを見て密告確信した、っていうのを見てゾワ…笑
フレッチャーは怖いんだけど、その怖さが何のためなのかがよくわからなかった。自分のためなのかな?音楽のため?
劇中で普通の教師はここまで指導しないって言ってたのは確かにそう。名門音楽大学を卒業する以上の価値は普通の努力じゃ実らないのかも。
フレッチャーのたまに優しいこと言うのにめっちゃ怒鳴るのはDV男のそれでは…
ニーマンもドラムの練習せなあかんから別れるっていうのも、もうちょっと言い方考えよ?メンタル追い詰められてたんだろうな。家族での食事シーンも。見てて辛い…
音楽もグルーヴ感じなかったかも。全部フレッチャーのパワハラのせいだー!