KARIN

セッションのKARINのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
4.3
La La Land が待ちきれないので、同じ監督作品を予習することに。

最高を目指す者の狂気、興奮、怒り。

ドラムの音が聞こえている間
息をとめている自分に気づきました。

人間の「何か」に対する情熱は、狂気と表裏一体だということを思い知らされます。
同時に夢を叶えるためには 最悪を自分で最高に変える精神の強さが必要だということも。

あんな指導法が決して正しいとは思わないけれど、苦しみながらも困難を乗り越えた時人は成長できるんだ、という考えには共感できるかも。

だけど共感できてしまうからこそ、より展開が現実的に感じられて怖い…。

衝撃はトラウマ級だけど、
ビートに合わせて血と汗と感情が溢れ出してくる、緊張感と情熱に満ちた名作でした!
KARIN

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