後半、いつ死んでもおかしくない空気に圧倒されたしずっとハラハラした。見入ってしまった。この感じは家のテレビで見るよりもスクリーンで見たほうが味わえる気がしたから、映画館で見れてよかった。
何か一つのことを極めたことのない私は、あそこまでドラムという楽器に死にものぐるいで熱を込められる彼を羨ましく思ったし、尊敬した。映画の趣旨とはそれるかもしれないけど、ある境地まで辿り着いた者しか見れない新しい世界があるのかもな、とか考えてしまった。
全体的に世界観に引き込まれる作品だった。カメラワークもかっこいいし、演技もよかった。
個人的には、ララランドより好きでした。