HO

セッションのHOのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
2.8
この作品のファンの方に先に謝ります!
ハードル上げすぎました。
自分は褒められて伸びるタイプです。
故に全く合わなかったです\(^o^)/
『ラ・ラ・ランド』は好きなのに...


名門音大でドラマーを目指すニーマン(マイルズ・テラー)と名物鬼教師フレッチャー(J・K・シモンズ)。精鋭が集うフレッチャーのジャズバンドにスカウトされるもその練習は地獄のはじまりだった...


フレッチャー、長年の叩き上げて鍛える教育方針で結果は出ましたか?
生徒一人一人の個性を見抜いてスキルアップを測るのが教師ではないだろうか。
劇中でフレッチャーがニーマンに過去に辞めていった生徒の話をしていた際、"キャリアチェンジ=挫折"だと言っていた。
どんな道を歩むのが幸せかは個々が決めることで他人にあれこれ言われる筋合いは毛頭ないし、生徒を伸ばすことのできない教師に見切りをつけることもある意味では賢い選択だと思う。

笑顔で平気で何度もニーマンを裏切るフレッチャーは愛ある指導ではなく、ただのサイコパスにしか見えなかった。

フレッチャーに食らいつき、見返そうと文字通り血の滲むような練習をするニーマンの努力は素晴らしいものだが、自分本位な理由で恋人を遠ざけるのはいくらプレッシャーとストレスで押しつぶされそうだからといって如何なものだろうか。自分が決めた道を言い訳にするはナンセンスなのでは。

ラストの演奏後、ニーマンは更にフレッチャーから恨みを買うのだろうと気の毒に思ってしまった。



【 血の猛練 言わせてやるぞ グッジョブ!と 】
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