ラストは息を飲むというか、体にぎゅっと力が入って入って、エンドロールが出た途端に一気に全て解放されました。映画館で見てたら疲労感半端なかったなと思います。
ストーリーはシンプルだし、焦点が当たるのはニーマンとフレッチャーの2人だけ。おまけに、この2人の関係に見るところがあるというわけでもない。なのにこの映画の圧倒的な熱量。見た後に誰かに見てもらいたくて仕方なくなるような「いいもの観た!」という衝動。
何かに情熱を注ぐということだけで、こんなに人を惹きつけるものが作れるのかという感動があります。素晴らしかった。
自分が映画を観るのはこんな力に巻き込まれたいからだなーと感じます。
邦題はちょっと違うかな。