まなみ

セッションのまなみのネタバレレビュー・内容・結末

セッション(2014年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

これもずっと気になってた作品の1つ!

まずある時ドラムに憧れて一回チャレンジしたことあったから余計に音楽系のストーリーでかつドラムメインの映画だったからこれは見なきゃって思ってました笑

とりあえず残り10分間あたりが鳥肌総立ちした!

途中までは見てるの苦しいぐらいのニーマンとフレッチャーのやりとりが続いてていつになったらフレッチャーは認めてくれるのかってまだかまだかって待ち続けてたらまさかのラストスパートに突入。

最後2人が再会してフレッチャーが優しく近づいてきてくれてようやくここで2人の絆が出来るのかな?ってやっとセッションすんのかな??って、この手の師弟関係タイプの映画にありがちなラスト期待して安心したのも束の間、まさかのフレッチャーの復讐、、、、、、。

ステージ上でニーマンに近づいてきたフレッチャーのまさかの発言
「私を舐めるなよ。密告したのはお前か。」

ぇぇぇぇぇえ〜〜〜ってまって、残りもう20分だけどぉぉぉっていつになったらこの2人心通わせるの〜〜2人の音楽はいつなの〜ってなんか一人で悶絶しちゃった笑笑

ニーマンもステージから去っちゃうし、こんな終わりなのかってなんかまじかよって思ってたら、全部を解放したかのように吹っ切れたニーマンが戻ってきてくれてドラムで支配した空間を作った時がもう超絶感動。かっこよすぎ。ドラムかっこよすぎ。ジャズドラム始めたい。まじやべぇって語彙力が失われるほどに感動しました。
そっから2人に会話は何もなかったけど、ニーマンの執念でフレッチャーを圧倒させてやっとセッション完成。待ちに待ってた展開。予想外だったけど鳥肌もののラストだった。
この映画の特徴の1つとして私が感じたのが、フレッチャーとニーマンのやりとりが中心で周りの人の会話とか人物とか全然焦点が当てられて無くてただの背景の一部として淡々と進んでて、最後のこのドラムとフレッチャーとニーマンの言葉のない互いの執念のぶつけ合い的なシーンが際立ってた。うまく言葉で説明できないけど、物語の進め方とラストシーンが完璧だった。

ちょっと好き嫌いありそうな映画だけど、他にないこの独特な感じがすごく癖になる。

とりあえずドラムかっこいい。
まなみ

まなみ