こめい

百日紅 Miss HOKUSAIのこめいのネタバレレビュー・内容・結末

百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

目に見えないがそこにあるものをアニメーションというツールを使い見事に表現していた。時代物で人間ドラマという実写的な要素の多い作品だが、セルならではの画の密度やコミカルな芝居でアニメ的な面白さも備えていた。

また、写実的な絵を描くが故に色気(実在感)のようなものに欠けてしまうお栄が、もう見る事はできなくなってしまったが確かに実在していたお猶を自分の絵として描き切ったラストに感動した。
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