葛飾北斎についても娘のお栄についても詳しく知らなかったので、フィクションであることは理解しつつもこんなことがあったのかもなと楽しく観ることができた。
大きな一つの話というよりも小さなエピソードが続…
鑑賞記録です。
葛飾 応為。
陰影。陰日向で例えるならば日向。男勝りでちゃきちゃきな娘。
アニメーションの動き、表現の柔らかさが『おーい、応為』の陰を際立たせる。お天道様と蝋燭。かざした指の間か…
葛飾北斎の娘が、母元で暮らす妹と外に出たりなんなりする映画。
原作漫画からいくつかの話を織り込んでるんだろうなぁ、と推測できるオムニバス的な作りの内容。基本的には目の見えない妹のお猶とのやり取りを…
葛飾北斎の娘のお栄の話。
後の葛飾応為。
応為の書いた「関羽割臂図」は素晴らしい。
龐徳に射られた左肘。
矢には毒であるトリカブト。
そこに三國志きっての名医 華佗。
馬良と碁を打ちつつ骨を削る手…
2015年の作品とのこと。杉浦日向子さんの原作も読んでみたくなります。 派手では無いが 淡々とした描写、演出に引き込まれて行きます。 声優陣もなかなか豪華。今でも大活躍の方ばかり。主題歌も良かった。…
>>続きを読む原作は未読だが、作者が杉浦日向子なので元々さまざまな江戸風俗の描写を取り入れつつ淡々と進む物語であろうことは想像に難くない。それにしても一応は主人公である葛飾応為(お栄)の人物像はあまり見えてこず、…
>>続きを読むー わさわさ散って もりもり咲く
長い祭りの始まりさネ ー
百日紅(サルスベリ)の花は、日毎に散って咲く開花100日の花祭り
絵師北斎(本名:鉄蔵)と弟子であり娘のお栄(画号:応為…
お栄の年の離れた切り禿の妹は、目が見えず、病弱。尼寺に預けられているのをお栄は気遣って訪ねては連れ出して外の世界を感じさせる。両国の橋に佇んで行き交う人の声や香りや物音。雪の三囲神社では雪遊びをする…
>>続きを読む©2014-2015杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会