百日紅 Miss HOKUSAIの作品情報・感想・評価

百日紅 Miss HOKUSAI2014年製作の映画)

上映日:2015年05月09日

製作国:

3.4

あらすじ

百日紅(さるすべり)の花が咲く――お栄と北斎、仲間達のにぎやかな日々がはじまる。 女浮世絵師・お栄は、父であり師匠でもある北斎とともに絵を描いて暮らしている。雑然とした家に集う善次郎や国直と騒いだり、離れて暮らす妹・お猶と出かけたりしながら江戸の四季を謳歌している。恋に不器用なお栄は、絵に色気がないと言われ落ちこむが、絵を描くことはあきらめない。そして百日紅が咲く季節が再びやってくる、嵐の予感と…

百日紅(さるすべり)の花が咲く――お栄と北斎、仲間達のにぎやかな日々がはじまる。 女浮世絵師・お栄は、父であり師匠でもある北斎とともに絵を描いて暮らしている。雑然とした家に集う善次郎や国直と騒いだり、離れて暮らす妹・お猶と出かけたりしながら江戸の四季を謳歌している。恋に不器用なお栄は、絵に色気がないと言われ落ちこむが、絵を描くことはあきらめない。そして百日紅が咲く季節が再びやってくる、嵐の予感とともに……。 江戸の四季を通して自由闊達に生きる人々を描く、<爽快>浮世エンターテインメント!

「百日紅 Miss HOKUSAI」に投稿された感想・評価

ok

okの感想・評価

3.3
お栄足速そう
ヘタ善とわんこ仲いいね
北斎夫婦久々の再会でも仲良さげ

わさわさ散ってもりもり咲く百日紅
ろくろ首やドクロの白木蓮
優しくあったかい椿
恋のほおずき

切り禿の雪遊び
火事が大好きな野次馬根性
龍は降りてくるの待って一気に捕まえる
朝日と共に山越え阿弥陀の夢
泣き虫鉄蔵、目も命も喰っちまったなんて気にしちゃう

最果てが見たい_椎名林檎
原恵一監督の時代劇かぁ〜、くらいしか予備知識を入れずに鑑賞。

葛飾北斎とその娘お栄の話なのであるが、アニメならではの江戸末期の街並みがよく描けている。特に、隅田川づつみとデフォルメされた大きな橋が印象的。

橋はこの物語の中で大きな意味を持っており、渡る、くぐる、立ち止まると言った人物たちの行為と
心情を現しているのだろう。

維新まであと少しと言う時代に、江戸はこんなにももののけが沢山いて、それがまた違和感なく受け入れられている。つまり、生と死が常に隣り合わせの世界で、目の見えない妹を亡くす。

鐵三(北斎)絵を描く行為というのが、自己表現などではない贖罪なのだと分かる。そして、それは娘のお栄に引き継がれていく、なんて思って観てました。
林檎

林檎の感想・評価

3.6
ならcinematheque 1月にて奈良国立博物館にて鑑賞。

すばらしい映画でした。細かいところまで考えられてうまれた作品なんだと思う。
アニメーションだからこそ再現できる江戸の町並み。北斎の名画と重なるシーン。
江戸時代だからこそ絵の存在が大切だったこと。視覚がもつ力をいろんな角度で感じることができ、「花」や「犬」といういろんなものから直接的でない季節も伝わってくる。

北斎の“見えないものを描く”という想いも写し出した映画なのではないか。だからこそあのシーンは“風”だったのかな?
黒から黒に移るシーンはすごすぎました。

声優陣も抜群で何度でも観たい映画です。
おこめ

おこめの感想・評価

3.5
北斎の作品でも知られる両国橋から物語が始まる。
北斎の三女とされるお栄の葛藤…というよりも、江戸の人々の暮らし等、浮世絵で主に題材とされる風景・色物(春画)・妖怪の方にスポットが当てられた映画だった。
人間のドラマが見たいと期待して観ると違うと思うけど、ゆったりと観るには飽きずに楽しめた。
この作品に描かれたお栄さんは、堂々と凛とし愛があり魅力的だった。そんな女性になりたい。笑
すぽ

すぽの感想・評価

2.8
同じ人物を題材にした朝井まかて先生の「眩」を読んでから鑑賞すると、内容がとても薄っぺらく感じてしまう。肝心なところは何も描かれてないというかなんというか。
葛飾北斎の娘、お英が主人公。
主要登場人物の殆どが絵師であるものの、浮世絵のシーンより日常の人々の暮らしがメインで淡々と進んでいく。当時の暮らしぶりがわかって面白い。雀を閉じ込めてお金を頂戴するなんて、なんてアコギな商売なんだろう。
むとう

むとうの感想・評価

4.0
映像も綺麗。この時代に女性が絵師として生きるのは大変だったと思う。
お話の抑揚にリズムが足りない感じ。北斎の娘を主人公とする観点は、素敵だった。そういえば、江戸は臭かったという話しを知人に聞いたことがある。本当のところ、どうだったんだろうか。
味あるので、繰り返し観ても飽きない作品。
声は気になる。
たった200年前。もっと江戸を知りたくなる。
お猶の出てくるシーンがよかった。もっと苦しくて辛いことが起こるのかな、と想像してたけど思いの外あっさりしてた。
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