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ブロークン・ポイントのmayaのレビュー・感想・評価

ブロークン・ポイント(2014年製作の映画)
3.0
混乱映画。
登場人物が多くて混乱。これは一回見たくらいじゃとても把握しきれない。

多分。。登場人物は映画女優とその愛人の映画監督、映画女優の息子、息子の恋人、映画女優の兄、親戚の夫婦と子ども、親戚?知り合い?のおじさん2人。。メイドのおばさん、医者。。そしてワシが出てくる。
原作がチェーホフのかもめで、現代アメリカ版にアレンジし監督を務めたのが映画監督役で出てるクリスチャン・カマルゴ。
ってことはかもめ=ワシ?

久しぶりに田舎に帰省した女優と恋人の映画監督が、そこに集まった家族や友人たちに様々な影響を与えながらストーリーが展開していく。
ベン・ウィショー演じる女優の息子エリックがアーティストで、彼もまた周囲の人々を振り回すトラブルメーカー。トラブルメーカー親子。
不安定すぎる彼の行動に私まで「あーーそんなことしちゃダメダメ!」と目が離せなくなった。。
この映画の中で唯一明るい性格の持ち主が女優の兄である。このおじいさんがいてくれてちょっとだけ救われた。でも病気やねん。なんでやねん。
とにかく皆どこか陰気。

ストーリーはシンプルで(だって田舎に親戚が集まるだけの話だし)比較的分かりやすいと思うけど、どんよりディナーでの不可解な会話や不安定すぎるベン・ウィショーをみて疲れた。
チェーホフのかもめは未読だけど、リメイクはリメイクとして楽しめるはずなので、いつかまた再チャレンジしたい。
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