おちゃ

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのおちゃのレビュー・感想・評価

4.8
やっぱりすごい。なにもかもすごい。13年前、家族とパステルのプリン食べた後みたのだが、鑑賞後これから映画というものがおおきく変わっていくんやなあって思ったのをいまでも覚えている。
けど、今回も信じられないくらいすごかった。

人類の歴史がこの3時間で詰め込まれているといっても過言ではない。家族、部族、群集文化、異種嫌悪、移民、信仰、宗教、正義、そして戦争、、今作は家族愛に焦点が向けられていた。
軍隊気質が消えない父親と、戦うことでしか他種族と向き合えない人類の愚かさに絶望した。戦うシーンが、、もうなんかこういうのみたくなくて泣けてしまった。13年経っているんだから、なにか違うやり方が生まれるのではという期待が半ばあった、そしてたぶんわたしは求めていた。でも現実そうはいかないということも含めてこのクライマックスなのだろう。
メトケイナの文化すごくすてきだった。海の中での手話も、トゥルクンと兄弟姉妹であるという設定も。
Happiness is simple.

I see you.
が、いま味わうとものすごく沁みる言葉であった。

これだけ長くても、わたしにとっては一瞬でおわった。しかしながら周りの若者がスマホみたり、終わった後長かったーって言っていて時代と感覚と体感時間のあきらかな違いを感じた。
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