前作の記憶がだいぶ薄れた状態で挑んだので、冒頭からしばらくは若干ついていけていない部分があったものの、鑑賞中になんとか追いつく事ができた。映像美は圧倒的なのは間違いないが、間延び感は否めずあと30分短くできたらなお良かったと思う。ただ、各キャラクターの個性はしっかり伝わったので感情移入はしやすかった。家族をテーマにした作品でもあったので、登場人物一人一人や家族の絆を丁寧に描く必要があったのと、壮大な舞台を余す事なく見せる意味でも3時間を超える上映時間が必要だったのだと思う。
余計なことは考えず、ただただこの世界観にどっぷり浸れることを楽しむ作品。1900円の一般価格で見たとしても後悔しない超大作なのは間違いありません。
