ジャッキーケン

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのジャッキーケンのレビュー・感想・評価

4.4
映像エグすぎて間違いなく技術的に今年ダントツナンバー1な映画!

1作目から13年もの時を経てアバター続編として、キャメロン映画として13年越しにカムバックしたのは染み染みと込み上げてくるものがある

キャメロンファン補正を抜きにしてこの映画の映像技術は「見る体感」をもたらせてくれる

舞台は森から水へと移り水の種族とサム・ワーシントン一家が移民する展開から海と触れ合い。「ファインディングニモ」のSF版を見ているかのような水とパンドラの海中生物がもたらす映像美の極地に酔いしれる

イケオジ大佐のスティーブンラングが人間からナヴィへと進化を遂げた悪役のアップデートはさながら
T2のT800が人類サイドへと変わったあの瞬間
エイリアン2におけるホラーからアクションへと舵を切るかの如く
2作目へのアップデートを感じさせる

ナチュラルパンドラ人のスパイダーが人間とナヴィの架け橋となるキャラであのキャラとまさかの関係性には驚かされその関係性が故にナヴィと築き上げてきた友情がライトサイドかダークサイドどちらに転ぶかわからないハラハラ感があるし今後も目が離せない

俺的にはナヴィという圧倒的身体的に不利ながらも懸命に立ち向かっていくスパイダーにゾッコン

今後のアバター展望として
アベンジャーズエンドゲームのようにまだ見ぬパンドラの種族が団結し共に惑星侵略の危機に立ち向かっていく展開に
ゲームオブスローンズのようにジェイクの子供たちが困難でバラバラになりつつも成長と仲間たちを経て帰還し立ち向かうなんて展開だったりを期待せずにはいられない

3作目のキャメロンは未知の領域だがこの映画で魅せた新たなるシリーズの可能性に絶大な期待が揺らぐことはないと思えた傑作