Ron

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのRonのレビュー・感想・評価

3.0
映像美で評価したら頂点のシリーズ。今作は森→海が舞台になり、過去作しかりマリアナ海溝の件しかり海に関しては監督ジェームズキャメロンの十八番ですね。

水の美しさ、海の美しさ、海にいる生き物の美しさ。本当に映像が綺麗すぎて、映画館の巨大スクリーンで見たら息を呑む素晴らしさ。
だがこの作品はこれが最大の売りでもあり盲点でもある。

アバター1は人間がアバター化しナヴィ族と一緒に暮らす事になり新しい生き物や景色を見てナヴィ族と恋愛もして…って目に映る全てが新しくかなりワクワクする展開で内容も飽きずにサクサク進んでた印象。

だが前作が約2時間半今作は3時間ちょっと。元々長尺がかなり長尺になった事で間延びがかなり目立っていた印象。この映像って…いる?というシーンがかなり多く感じた。ので、いくら映像美だからって退屈だなあと何回もなってしまった。

また今回は家族愛をテーマにしているが、家族愛系映画にしては全く感動もなくほっこりもなく…感情の揺さぶられがほとんどなかった。

内容にケチつけず目で楽しむ映画と割り切れば楽しめると思うけど、それにしても間延びしすぎな気がする。

ジェイクとネイティリは子宝に恵まれていたが人間が侵略してきた事で森から海へと逃げる。海には似てるようでまた違ったアバターがいて馴染めるよう生活していたのにまた人間に見つかり争う事になり…という話だが、ぎゅっと濃縮して2時間くらいで終わってたらもっと評価高い気がする。
評価するところといえばクジラのような見た目をしたトゥルクンが健気で可愛いのと絆が出来るところは好きです。
Ron

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