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96時間 レクイエムのPOPCORNのレビュー・感想・評価

96時間 レクイエム(2015年製作の映画)
3.0
『96時間リベンジ』のその後、シリーズ3作目にして最終回。副題レクイエムは直訳で鎮魂歌。

Blu-rayには劇場公開バージョンと非情無情ロングバージョンの2つから選択可能。折角なので、
非情無情ロングバージョンで鑑賞。時間にして7分の差があるんですが、内容が違うのか、ただただ長いのかは不明です。

やはり今シリーズの見所はなんと言って初老のブライアンの格闘シーン。今作は2回ほどお得意のシーンがあります。相手からの弾が当たらないブライアン、一瞬歳のせいか追い込まれても必ず最後はぶちのめす娘への溺愛っぷり。さすがにリーアム・ニーソンも歳には勝てないゆえのソコソコの迫力でした。アメリカ本国で暴れまわるブライアンとそれを追う警察。そしてもう一つブライアン達を脅かす勢力が…今回の敵はオレグ・マランコフ、アフガン侵攻の際は旧ソ連軍で戦い、米国でいうシールドに当たる特殊部隊スペツナズの一員だった、その後ソ連崩壊と共にその腕を買われ金品強奪のプロになったならず者。

ストーリーの導入はこんな感じ…
娘キムは大学に通い、ジミーという男と同棲していて妊娠に気付き困惑する。ブライアンの元妻レノーアはスチュアートという夫との間にはもう愛がなく、ブライアンに気がある素振りを見せる。と、ブライアンの自宅にスチュアートが突然やってきてレノーアにはもう会わないで欲しいと頼みに来る。そして次の日、2通のメールがブライアン宛に届きベーグルを買いに行って戻ると一転、ベッドでレノーアが殺されていた。元妻殺しの容疑者として逃亡をはかるブライアン。そして彼の経歴も警察の手によって暴かれて行きます。21歳で軍に入隊、23歳で特殊部隊に加入、以後は不明、軍での勤務記録はなく、除隊した記録もない…。
前作・前々作からブライアンを陰で支えてきた4人のオジサン達の経歴も明らかに。
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