たろさ

スピーシーズ/種の起源のたろさのネタバレレビュー・内容・結末

スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ある施設から一人の女の子(成人時ナターシャ・ヘンストリッジ、少女時ミシェル・ウィリアムズ)が逃げ出す。その女の子は人間の卵子と未知のDNAを結合させて誕生した生命体だった。


逃げる謎の生命体シルとそれを追うザビエ・フィッチ(ベン・キングズレー)率いるチーム。追走劇が緊張感があっておもしろい。ところどころ挟まるエロ、ホラー、殺人がいいスパイス。
追うチームのメンバー構成が殺し屋、学者、霊能力者と何だかヘンテコ。「兵隊がたくさんいるから殺し屋はいらないのでは?」と思ったがラストバトルはチーム対謎の生命体になり、頼りになるのは殺し屋だけでやっぱりメンバー構成がヘンテコ。

逃げられたら非常にまずいことになるのに施設のセキュリティがガバガバすぎる。
B級SF映画だけど出演者がベン・キングズレー、アルフレッド・モリーナ、マイケル・マドセン、フォレスト・ウィテカー、ミシェル・ウィリアムズとキャストが豪華。謎の生命体のデザインもH・R・ギーガー。
日曜洋画劇場でよくやっていた印象。

【名セリフ】
"She was half us, half something else. I wonder which was the predatory half."
"The dead half. Let's get the hell out of here."
「彼女は半分人間で半分何かだった。凶暴なのはどっちだったのかな」
「死んだ方だよ。さっさとここから出よう」
たろさ

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