双子の息子の待つ家に手術から帰ってきたママは、包帯で顔が覆われていた。帰ってきたことを喜ぶも、何だか態度がおかしいママ。この人は本当にママなのか、それとも別人なのか。二人は包帯女の正体を確かめるべく動き出す。
綺麗な豪邸と綺麗なママ、愛らしい双子の三人家族。どちらかというとハートフルな作品を撮るような舞台をよくここまでホラー風味に出来たなとひたすら感心しておりました。ストーリーも良く出来ていて、観客自身が疑いを持つような仕組み。そしてその疑い、予想が的中したとき、既に物語は取り返しのつかないところまでエスカレートしている。
妄想型精神病質者って、こうやって生まれるんだろうな。怖いとかではなくてひたすら悲しかったよ。でもほら、子どもの頃って母親がパックしてるだけで怖かったもんね。だからってさすがに虫はやめてほしかったかな。
人を選ぶ作品だから洋ショタタグは付けないけど、双子めちゃめちゃかわいかった。途中から顔の違いを判別できるようになってたよ。少し男らしい方がルーカス、あどけない方がエリアス。ほんとかわいい双子だった。ありがとうございました。
