社会主義主義初の自由選挙による大統領政権下による1973年のチリで実際に起きた事件を映画化。冷戦時代だったので、米国に敵とみなされたチリは、大いに国を乱され、軍事クーデターが起きる。
ドイツ人ジャーナリストのダニエルは、大統領支持派として捕まってしまう。表向きは農業コミュニティだが、裏ではナチス党員でヒトラー信者であるシェファーが、教皇として君臨する拷問施設に連れて行かれてしまう。ドイツ航空会社のCAで、ダニエルの恋人のレナは、施設に連れて行かれた彼氏を助けに自ら施設に行くが、そこで目にするもの、自らを待ち受ける困難とは……
思ったよりも、ラストまでドキドキを引っ張って引っ張って、まんまとドキドキさせられました。いや、そこまで追ってくるんかい！って笑 なかなか、楽しめました。
それにしても、本当の聖職者ではないのかもしれないけど、児童を性的虐待する事件って多いよなぁ。それだけ、密室的なものなんだろう。
後は、第二次世界大戦が、終わって30年近く経った時代にナチスの残党が南米でこんなことをしていたことにびっくりした。
