序盤30分くらいは「(面白いかどうか)かなり怪しいな…」と思っていました。
主人公の妄想癖が強いという設定は、諸刃の剣過ぎます。どうとでも物語を都合よく展開出来てしまうので。
ただ、ボスベイビーが所属している組織の全貌が明らかになってからは、展開の速度が明らかに良くなりました。
序盤の30分を含めても、爆笑ポイントがかなり多かったように思います。(私のツボが浅めではありますが)
脇役も、よくいるパターンのはずなのに、ちょうど良い個性で、違和感もなく、私としては好感しかなかったです。
お尻を強調してきたり、かなり分かりやすいコメディなんですが、それでも笑える。
王道って強いです。
ディズニーやピクサーにはない毛色が長所になっていると思います。
妄想や創作が、現実に影響して、主人公を成長させる流れは、ビッグフィッシュと似たものを感じました。
ビッグフィッシュと違って、泣くより笑う方が強いので、楽しく感動する映画が好きならおすすめです。
家族とか、兄弟、恋人同士でも楽しく見れると思います。(友達や同僚は微妙かも笑)
