米ソ冷戦時代の話ですが、歴史に疎い私でもとても分かりやすく、退屈な展開になりそうな地味な題材でも飽きないで楽しめました。万物も凍るソ連のピリピリ、いやバキバキした空気と、字幕の出ないロシア語がめっちゃ怖ぇぇ
3時間になってしまっても良いから、裁判展開の詳細やトム・ハンクス演じるドノヴァンの心情描写がもう少し欲しかった。
ソ連スパイのアベルが台詞は少ないのにその存在感がすごかった。ドノヴァンとの関係もグッときました。泣いた。(最近何でも泣く)
ドノヴァンの性格や口癖などの伏線が後から効いてきて、スピルバーグのドヤ顔が浮かんできたけどさすがのエンタメの神です。本当にコーエン兄弟脚本なの?ってくらい下手にお洒落感とか哲学とかぶっこんでこないスピルバーグ最高♡