こちらはスパイ映画と思って鑑賞したので、ちょっと思っていたのとは違いましたが、
やはりトム・ハンクスですね~。。
彼の主演映画らしい映画でした。
何が正義か、自分の生き方に信念を持ち貫く。
そういう人物を描かせたら本当にそのまんまの人物になりますね。
史実に基づく話ということですからそれほど大げさな物語にはならないだろうと、
予想してましたのでこちらも満足です。
時は1950年代~
米ソの冷戦下、ソ連側のスパイを弁護することになったドノバン弁護士。
ソ連側のスパイを弁護するということでアメリカ人みんなから非難され家族も危険。
それでも正義を貫きます。
死刑確定と思われたソ連のスパイを30年の禁固刑に。
生かしておいた方があとあと使えると納得させる。
その五年後にアメリカ側スパイがソ連に拘束され、
スパイ同士の人質交換に使われる。
もうひとり、何の罪もないアメリカ人学生が東ドイツ側に拘束される。
そしてその未来ある若者アメリカ人二人と、人生の終盤に入ったソ連側スパイと、
保険の専門なのでちょっとこすい話術だな~と、最初は思いましたが
妙に納得。
相手を言いくるめるというのでもなく、両社に最善の、という言い回しもありさ。
だって、相手もこすい手を使ってくるんですから。
頭の切れる弁護士ですね。
あまりに練ったサスペンスは分かりにくいけど少しくらいはひねりが欲しい。
そしてこれが事実の話と思うともっと素晴らしい!
今年劇場鑑賞まだ8本ですが私の中では今のところ1番かな(^-^)