非常に重厚なスパイドラマ。世界一の監督スティーヴン・スピルバーグがメガフォンを取り脚本がコーエン兄弟で主演がトム・ハンクスならほぼロイヤルストレートフラッシュなのは間違いなくその期待に違わぬ素晴らしさでした。❛60年前後の東西冷戦真っただ中のお互いの陣営の人質交換、その交渉人は一介の弁護士だったってそれだけで面白そうだしそれが実話ベースって言うんだからまさに事実は小説より奇なり！ミスターアメリカことトム・ハンクスは言うに事欠かず今作であのシルベスター・スタローンを押しのけてオスカーを戴冠したマーク・ライランスの飄々とした演技も堪らない。エピローグでのその後の話であのカストロと交渉したって事実だけでも続編作れそうだけどスピルバーグ作らないかな...
