映画を作成するにあたり、こんなにも豪華なタッグチームはなかなかない!
スピルバーグにトムハンクス、コーエン兄弟。
ところが…
作品はというと歴史の一部をアメリカ側に立ってただ描いただけの印象を拭えない。アメリカ側が今回も正義かのように。
これだけの映画人が揃ったのならソビエト側(東側)に立って描く位の度胸が欲しいな(笑)
実話と言ってもアメリカ側から見た実話。ソビエト側からも描いてみて欲しいですね。
そして、期待し過ぎていたせいもあるけど、いまいちパンチにも欠ける。作品にはユーモアを織り成すスピルバーグですが、今作にはらしさが感じられず。
英語を熟知していない以上、あまり脚本にとやかく口出しできないですが、今作はコーエン兄弟の脚本通りに撮ったのか、自身のエッセンスを加えたのか。
なんて言えばよいのか、本腰入っていない感じです。
次回作に期待します!
それにしてもトムハンクスは素晴らしい演技力!
役のせいか少し大きくなった?(笑)