このレビューはネタバレを含みます
実話ベース。前半は法廷もの、後半は現地で交渉。完全に1部と2部に分かれている感じ。
交渉が主軸なら、前半部分はもっと短くても良かったのでは。パイロットがCIAになるくだりもいらない。
ソ連のスパイと友情らしきものが芽生えるのは良いが、弁護士の性格がよく分からなかったので、なんで一人だけがんばってるのか、なんでほかのアメリカ人と同様に敵対感情が生まれないのか理解できなかった。前半で1時間もかけるのなら、主人公の人となりをもっと深く掘り下げてほしかった。
冷戦時代のスパイの話は緊迫感がある。ものだがなんだかほどよい緊迫感。感動もほどよい感じだった。