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僕等がいた 前篇のERIのレビュー・感想・評価

僕等がいた 前篇(2011年製作の映画)
3.5
公開当時、ハマりすぎて前後半2回ずつ観に行った記憶。

本棚を整理したら久しぶりに漫画の「僕等がいた」が出てきて一気読みしたらそのまま映画も久しぶりに観たくなってレンタルしちゃいました。

原作は15歳から24歳までを描いていて、撮影当時、矢野を演じた生田斗真くんは27才で、七美を演じた吉高由里子さんは23才で、高校生を演じるにはわりと大人で時々ギリギリやなと思う時はあるのだけど、個人的にはめちゃくちゃハマってると思う。この時の生田斗真は割と最強だと思っています。

昨日、漫画を一気読みしたから余計に思うけど、吉田智子さんの脚本の切り取り方もめちゃくちゃうまくて、原作の切り取って欲しい箇所はちゃんもすくってくれてるところや、台詞とセリフのまとめ方もまたいい。あぁ、そのセリフここで入れるのか!という感じがうまい。逆に映像にした時の構成とかアレンジの仕方もうまくて。北海道で撮ってるロケーションもいい。

てか。柄本佑くん出てたのか!忘れてたぁ。矢野のお母さん役を麻生祐未さんが演じてるのもイメージぴったりだし、山本さんを演じた本仮屋ユイカちゃんもはまってるし、何だったら竹内くんのお姉ちゃん役の須藤理彩さんもイメージ通りなんだよ(地団駄)

エンディング。電車で見送ったあとモノローグがあってからのミスチルの強さよ。


ななさんは愛を求める人、七美は愛を与える人。依存関係と愛するということの割と本質を描いてるんだよなぁ、僕等がいたは。
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