イニシエーション・ラブのひかりのネタバレレビュー・内容・結末

いや、最初のA面で最後のどんでん返しを彷彿させる演技を、程よくちらちら見せる前田敦子の演技が絶妙。
役だけではない、彼女のひたむきさが伝わってくる。今の私じゃ到底真似できない演技だ.....

それから、そんな雰囲気はまだ全然無いところで「呆気なく終わりが来た」と松田翔太のナレーションが入って別の女の名前を呼んでしまって雰囲気が変わるところ、間違ってあっちゃんの方に電話をかけちゃった時の呼び出し音の長さ、そしてたっくんが公衆電話で「おろそう」と切り出すまでの間....つくづく間の演出が上手い監督だなぁと思った。