Takamasa

工場の出口のTakamasaのレビュー・感想・評価

工場の出口(1895年製作の映画)
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他なる映画より

誰もカメラを見ていないというのが、カメラという存在がまだ知れ渡っていないのを物がったっている。
みんなコミカルに歩いていて、おそらくカメラというより、この時代の歩き方の違いなのじゃないかと思った。
奥からゾロゾロ出てきて横にみんなそれていく。これを見れているというのがカメラが持つ本質なのだろう。そこには間違いなく、絵や文章では表現できない事実性を持った現実があった。
これが最初の映画?と言われてるのは知らなかった。電車じゃないんだ。
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