度怒り炎の介

母娘監禁 牝〈めす〉の度怒り炎の介のレビュー・感想・評価

母娘監禁 牝〈めす〉(1987年製作の映画)
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最初のシーンから全部よかった。
イヤホンの音漏れでひこうき雲(ユーミンじゃない人が歌ってるパチモンのやつ)が流れながらの「死んじゃおっか!」異常に感動した。

風船がバァン!!て嘘みたいな音出しながら破れてやべーと思ってたら、そっから残りの風船が飛んでいくのを見る子供の「飛んじゃった」と、飛び降り自殺を見る子供の「落ちた落ちた」を繋げる一大スペクタクル繰り出されてブチ上がり過ぎた…。

セックスにおける痛みが、初体験時の物理的なもので始まって、どんどん内面的なものへ移っていくのもすごかった。前川麻子だからこその儚さがあったと思う。