割と分かりきってる出汁の取り方
（引くというらしい）を改めてという感じ。
しかし、素材一つ一つのバックボーンや、出汁を追っていく過程で附随する麹やカビが絡んでいくのを観せてくれたのが素晴らしかった。
「和風総本家」みたい。笑
ただ、斬新な取り方をしてるが故に、
明らかに演じてもらったろう事が浮き彫りに。
割烹料理屋のご主人が、出汁に醤油を混ぜるシーンを真下のアングルから撮ってる。
きっと透明なバットを用意してご主人に醤油を注いでもらったんだろうけど。
このわざわざ撮った感。
コレがちょこちょこあったのが私は好みではなかった。
アスペルギルス・オリゼをもっと深掘りして欲しいくらい、この話が面白かった。
あと、高野山の宿坊で頂いた精進料理が
めちゃくちゃ美味しかったのを思い出した。
典座（てんぞ）様のおかげだったのだな。
ありがたや。
2021-77
