微妙でした。
腐敗した警察内部のいざこざを描いたクライムサスペンスで、主人公が悪い奴からいい奴になろうとするお話。
まず、復讐劇という割には主人公と元同僚ワシントンの関係性がまったく深堀されてないので、元相棒の仇をとると言われてもまったくピンとこないんですよね。
昔は最高のバディだったみたいだけど、その描写は説明だけで劇中では仲違いして関係が悪化したところしか描かれておらず、さっきまで取っ組み合いの喧嘩してた奴の仇をとるといわれてもハァ?といった感じ。
また、オチも大体読めてしまうし、主人公が悪なのか善なのか微妙な立ち位置にいるので感情移入もまったくできなかったです。
まあ、ハンドガンで敵を瞬殺するキアヌ・リーブスは相変わらずかっこいいので、褒める点はそのくらいですかね。
あとはキャプテン・アメリカことクリス・エヴァンスがバリバリ脇役で出ており、走り方がまんまキャプテン・アメリカだったので、そこの部分も面白かったです。