にら

花とアリス殺人事件のにらのレビュー・感想・評価

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)
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花とアリス(実写の方)の前日譚を描いた作品。上映してた時期に本も売っていて、それを友人とお揃いで買った思い出。
5年もの歳月を得て、よーやっと鑑賞!
岩井俊二の描くおんなの子は、ほんとにいるんか?みたいな独特な感性をもってる登場人物たちが多い気がする。
これも一つの岩井ワールド?

アリスの不思議な空気、気怠さと自由さと、関わった人物たちをそれとなく変えていくパワーみたいなものが、見ていてすごく清々しく、力をもらえるような気がして、なんでも無我夢中でいれる。それは14という年齢もだけど、20代になった(あと数年で30になる…)わたしは、あぁもう子供にかえれないのかーとなんだかちょびっと寂しくなった

それと同時に、いくつになっても何かを好きでいる気持ちほど強いものはないなー!

花の一途さには負けるけれどね。
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